ヒト由来エクソソーム定量用キット
ヒト由来エクソソーム定量用キットのラインナップ
▶ ヒト由来エクソソーム定量用CD9/CD9ELISAキット
▶ ヒト由来エクソソーム定量用CD63/CD63 ELISAキット
▶ ヒト由来エクソソーム定量用CD81/CD81 ELISAキット
エクソソームの定量法としては、エクソソームが含むタンパク量で代替したり、ナノトラッキング法による粒子解析がありますが、これらの方法は超遠心法などで一旦エクソソームを精製する必要があります。
体液中や細胞培養液中のエクソソームを直接定量する手段は極めて限られており、これまで一般的な方法は開発されてきませんでした。
本キットは、エクソソーム・マーカーであるCD9, CD63, CD81それぞれに対する高性能抗体を用いたサンドイッチELISAにより、表面にCD9, CD63あるいはCD81分子を持つエクソソームを相対的に定量することができます。
特長
血液サンプルや細胞培養上清などに含まれるエクソソームを直接定量できます。
特殊な装置は不要で、通常のプレートリーダーがあれば測定できます。
標準試薬として保存安定性に欠けるエクソソームそのものを使用せず、CD9, CD63あるいはCD81を固定した粒子径200nmのビーズ(CD9, CD63あるいはCD81スタンダードビーズ)を利用することで安定性と再現性を確保できます。
エクソソーム構造を模したCD9, CD63あるいはCD81スタンダードビーズにより補正することで各サンプルの相対定量が可能です。
固相化したCD9抗体、CD63抗体あるいはCD81抗体でエクソソームを捕捉し、HRP標識したCD9抗体、CD63抗体あるいはCD81抗体で検出します。
データ例
3種類のヒトがん細胞株(HeLa, HCT116, HepG2)の培養上清(無血清)から超遠心法で精製したエクソソームを500ng/mLの濃度に希釈し、それぞれCD9/CD9ELISA(左図)あるいはCD63/CD63ELISA(右図)で測定しました。定量値はCD9(あるいはCD63)タンパク質を固定したスタンダードビーズによる標準曲線にあてはめてそれぞれのスタンダードビーズ相当量(ng/mL)で示しました。その結果、細胞腫によって表面のCD9、CD63の相対量に特長があることが分かりました。
CD9/CD9 ELISAあるいはCD63/CD63 ELISAによる
精製エクソソームの定量
*スタンダードビーズ:FS 200nm Euビーズ(多摩川精機株式会社)にCD9、CD63などの
細胞外ドメイン(大ループ)組換え蛋白質を固相化したもの。
製品情報
品名 | 品番 | 包装 | 貯法 | 希望小売価格 |
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ヒト由来エクソソーム定量用 CD9/CD9 ELISAキット CD9/CD9 Exosome ELISA Kit, Human |
HAK-HEL0909-1 | 1 KIT [96test] |
2-8℃ | ¥100,000 |
ヒト由来エクソソーム定量用 CD63/CD63 ELISAキット CD63/CD63 Exosome ELISA Kit, Human |
HAK-HEL6363-1 | 1 KIT [96test] |
2-8℃ | ¥100,000 |
ヒト由来エクソソーム定量用 CD81/CD81 ELISAキット CD81/CD81 Exosome ELISA Kit, Human |
HAK-HEL8181-1 | 1 KIT [96test] |
2-8℃ | ¥100,000 |
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